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マインドフルメイトでセッションを終了した方の体験談を載せています。 |

| マインドフルネス心理療法を勉強して |
長野県 S.A.さん 2011年10月15日
2011年1月〜2011年10月 セッション10回終了 |
私は現在37歳。大学受験に失敗し、上京して浪人生活を送っていた18の夏に精神に破綻を来した。
受験勉強を断念し、帰省し、初診の大学病院精神科での診断名は「統合失調症の疑い」。
半年以上入院しても改善せず、親が見かねて、強制的に転院させた。そこで、現在の主治医に出会い、
「内因性うつ病」との診断にて、私のうつ病との共生が始まった。それから、20年余りの歳月が流れた。
この間、インターネットが社会に普及し、私も、昨年の秋、とある方のブログから、 マインドフルネス
心理療法を知った。ちょうど、SSRI(抗うつ薬の1つ)を服用していたが、飲んでいても、増悪、再発を
繰り返すのと、薬物療法は根本的治療法ではなく対処療法であることを知っていたので、何か、次の
一手はないものかと考えていた時であった。
山梨の大月でセッションを行っているという情報を、これもまたインターネットの、とある方のブログから
知り、甲府の相談会に参加した。先生から参加を了承され、毎月1度、大月まで、片道3時間かけて通った。
最初は呼吸法が5分も続かなかった。色々考えたり、止めたくなったり、とにかく、継続することが困難
だった。しかし、私は、家庭を持ち、家族を養っていかなければならない身であり、絶対に現在の状況を
変えるという執念にも近い強い意志だけはいつも持っていた。結果がどうであれ、縁あって始めた、この
マインドフルネス心理療法だけは最後までやり遂げようと思っていた。
先生に導かれ、課題をこなし、日記を書き続け、セッションを進めてゆくうちに、段々と、自分の状態が
良くなるのが実感出来た。
現在は、セッション10を修了して、自分なりに課題を復習しているが、規則正しい生活を送り、呼吸法も
30分以上コンスタントにこなし、仕事や家庭で随時、自己洞察を入れ、夕食後30分のジョギングを継続
している。20年余り飲んでいた抗うつ薬を止め、少量の安定剤のみの服用となった。
休職退職を繰り返していた仕事も復職して1年が経過し、正社員として働いている。
うつ病という病は、その苦悩の波に圧倒されて、動けなくなる、意欲がわかない、人と話すのが怖い、
外に出られない、最たるは希死念慮である。急性期は薬物療法と休息や場合によっては入院加療だと
思うが、回復期においては、薬を飲んで寝ていても、状況が改善しないと感じている方が多いのでは
ないか?
薬効よりもストレスや波に圧倒されて、増悪や再発を繰り返す。
何故か?
自分の考え方、もっといえば、「心の使い方」のスキルが修正されないと、普段は何となく良くても、
思いがけずストレスにさらされると、同じ反応(考え方)を繰り返してしまうのだと思う。
その内にその神経回路は強化されてしまう。薬では脳内物質の微調整だけだろう。当たり前だが、
経験から学習されることは薬物療法ではない。
マインドフルネス心理療法にて、一旦、「心の使い方」のスキルを習得すると、同じストレス下に
置かれても、従来とは違う行動パターンがとれ、増悪の道に陥らないようになる。
私はこの療法に出会えて、幸運だったと思う。
今、マインドフルネス心理療法を始められた皆さん、続けている皆さん、結果が出ないと悩んでいる
皆さんに、僭越ながら、私からお話し出来ることは1つ。
「継続は力なり」
今の状況を変えたいと思って、参加されたのだったら、何があっても、止めてはならない。
セッション10まで何があっても続ける強い意志をもって、素直な心で望んで下さい。
セッションが進んでから分かることが沢山あります。初めで「ダメだ」と思うのは、従来の憎悪の
パターンと一緒です。続けられるかが、克服するかしないかの分かれ道になるでしょう。
マインドフルネス心理療法は奥が深いものだと実践していてつくづく思います。
20年来のうつ病を越えて、現在では私の人生の置ける自己成長の場になっています。
私のうつ病は去りゆきますが、私は、マインドフルネス心理療法を深めてゆきたいと思っています。
諦めずに、実践してゆけば道は開けます。
健闘を祈ります。
★マインドフルネスの実践でうつ病や不安障害を予防したり治したりすることができます。
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